第３０回記念「となみ野美術展２０１１」開幕

５月２８日（土）３０回目を迎える「となみ野美術展２０１１」が開幕しました。「となみ野美術展」は、砺波・南砺・小矢部市を拠点に創作活動をされている美術作家の展覧会で、当初は砺波市文化会館で行われ、その後アートスペース砺波へ引き継がれました。年々規模も大きくなり、作品自体もレベルアップするなかで、美術館構想が持ち上がり、砺波市美術館の建設を後押しする力ともなりました。
今回は、８人の初出品を含む、１２６人の作品が展示されています。開幕式に先立ち、３０回を記念するミニコンサートがあり、砺波市が誇るオペラ歌手安念千重子さんが素晴らし歌声を聴かせてくださいました。
そして、同日の午後６時からは、となみ芸術文化友の会の総会後、「歌とピアノの集い」コンサートが同じ美術館エントランスホールで行われました。砺波市出身の長江麻未さん他３人のメンバーがクラッシックやポピュラー音楽、童謡などを女声アンサンブルで聴かせて下さいました。歌に情熱を込めて音楽を届けたいという思いから付けられた名前「ソレイユ（太陽・ひまわり）」のように、とても元気になれる素敵なコンサートでした。
となみ芸術文化友の会は、芸術や文化に関心を持つ者が集まり、鑑賞することを通して、感性を高め、会員の親睦を図ることを目的としています。若い会員が少ないようですので、芸術文化に関心のある方を大募集しておられます。年会費は３０００円で、美術館の主催事業の展覧会を全て見ることができますし、文化会館の主催事業のチケットも５％引きで購入することができますので、大変お得だと思います。皆さんもどうぞ会員になってみられてはいかがでしょうか。