Archive for October 2010

28 October

砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会

10月27日(水)午後2時から、砺波市役所において「砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会」の第5回目が開かれました。
委員10名中9名の出席の下、これまでの懇談会・視察・委員アンケートを通しての意見を報告書にまとめられました。
「市民のために活きた保育所・幼稚園であってほしい」という思いを根幹に意見交換されてきた懇談会から出された主な意見は、次のようでした。
1.保育所・幼稚園・子育て支援センター等施設が充実し行き届いた子育て環境である
2.県内市町村では珍しい保育所と幼稚園を「選択」できる環境である
3.保育所及び幼稚園の機能が統合された施設が望ましい
4.保育施設規模、保育の内容、職員配置、学級の人数などには「適正な規模」がある
5.少子化傾向が進むと、財源や子どもの教育環境の確保などから統合もやむを得ない場合も起こりうるが、統合を考える前に、預けやすい保育所や幼稚園の実態作りが大切である

砺波市のように、公立の保育所・幼稚園が充実している自治体は少なく、懇談会の大石会長も「砺波市内の保育内容は充実しており、高いレベルにあることを実感した」との感想を述べられました。
行政改革の一端として、この懇談会を持たれたことに危惧を感じていましたが、今回の懇談会では、一定の方向性や指針を示すものではなく、新たな指針を求める時には、この懇談会の意見を踏まえて、市民協議を深め、市民理解のもと、児童の保育育成の具体策を得ることが重要であるとしており、懇談会の報告が見識の高いものとなったことを評価したいと思いました。
18:39:06 | ookusu | |

24 October

2010全国屋敷林フォーラムin砺波平野

10月23日(土)午前9時から、庄川生涯学習センターで「2010全国屋敷林フォーラムin砺波平野」が開かれました。テーマは「屋敷林の再発見とその保全・創造」で、基調講演に事例報告・パネルディスカッションと大変盛りだくさんの内容でした。
基調講演では、京都大学准教授の川村誠先生が「屋敷林を守り後生に引き継ぐためにー景観ガバナンスの可能性ー」と題しお話されました。冒頭の「散居・屋敷林は存在するだけで美しい」との言葉に共感いたしました。しかし、それを保全するには集落(自治会)の力と制度的な枠組みが必要ということで、住民一人一人の力を結集して、屋敷林を後生に伝えようと熱く語られました。
事例報告では、岩手県奥州市のいさわ散居ガイドの会会長さん、島根県斐川町の築地松景観保全対策推進協議会委員の方、東京都武蔵野市の武蔵野市役所緑化環境センター所長さん、長野県安曇野市の屋敷林と歴史的まちなみプロジェクトリーダーがそれぞれ次世代に繋ぐために工夫されていることなどをお話くださいました。
パネルディスカッションでは、パネリストの5名の方がそれぞれに、屋敷林との関わりや、その保全のあり方などについて詳しくお話下さいました。終了予定時刻を20分以上オーバーする中身の濃いフォーラムでしたが、まだまだ聞き足りないと感じられた方も多かったようです。
散居村の中で生活する我々にとって、大変切実な問題であり、のんびり構えていられない事態であります。住民一人一人の意識を高め、保全活動を進めていきたいものです。
21:13:44 | ookusu | |

18 October

スポレクとやま2010

10月17日(日)午前9時から、砺波総合運動公園内多目的競技場において、砺波市開催種目「ターゲット・バードゴルフ」の開始式がおこなわれました。澄み切った青空の下、全国40都府県から集まってこられた約250人の選手・監督が勢揃いして、開会を祝いました。

開始式では、主催者の日本ターゲット・バードゴルフ協会会長の北原大平氏があいさつ、上田砺波市長が歓迎のことばを述べられました。
たくさんのスタッフの方々がこの大会を盛り上げておられますが、開会式では、市内4中学校の女子生徒がプラカード持ちを担当していました。また、庄西中学校のブラスバンド部が行進曲などを演奏して盛り上げてくれました。
さわやかなお天気の下、2日間に渡って熱戦が繰り広げられます。
皆さんも応援に行ってみませんか。
09:17:19 | ookusu | |

03 October

コスモスウオッチング

10月2日(土)となみ夢の平スキー場で「コスモスウオッチング」が始まりました。
今夏の猛暑の影響で、3分咲きのコスモスは少し寂しい様子でした。


それを盛り上げるように元気な踊りを披露してくれたのは、東野尻幼稚園の園児たちでした。


会場には、かわいい子どもたちの踊りを見ようとたくさんの方が来場されていました。
この催し物に水を差したのが、熊の目撃情報です。開幕前日に近くで目撃されたということで、関係者は、遠くまで一人で散策しないように等と呼びかけておられました。
昨年は冷夏で今年は猛暑で木々の実は不作のようです。そのために毎年熊騒動に悩まされていて、改めて自然をないがしろにしては人間は生きていけないことを感じました。
22:46:34 | ookusu | |