砺波市男女共同参画推進のつどい

１２月１３日（日）午後１時半から庄川生涯学習センターで「砺波市男女共同参画推進のつどい」がありました。今年は、富山県の「女と男のパートナー会議」と兼ねて行われ、上田市長の主催者あいさつに始まり、砺波市議会議長の山田幸夫議員が激励のことばを述べられました。その後、富山県から「富山県ＤＶ対策基本計画」についての概要説明があり、今年の３月に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する基本計画」が改定されたことなどについて話されました。

続いて、砺波市男女共同参画推進員の皆さんによる朗読劇「波砺山さんちのボランティア」がありました。今年は、市長さんの掲げられた「市民一人１ボランティア」に焦点を当て、気軽に誰でもボランティア活動を始めることができること、難しく考えないで、取り組むと良いことなどが取り上げられました。ナレーターを置いて斬新な形で朗読劇を進められ、楽しく見させていただきました。推進員の皆様本当にご苦労様でした。
最後は、ＮＰＯ法人デイサービスこのゆびとーまれの理事長、惣万佳代子氏の講演がありました。”誰もが地域でともに暮らす”という考え方は昔からの「日本の文化」であると熱っぽく語られました。人が生まれ死んでいく場所は病院になってしまったことが社会をおかしくしている。人の死を看取ることができる地域に、痴呆の方が地域（町内）で生きることができる社会にしたいという言葉に共感しました。