Complete text -- "砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会"

28 October

砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会

10月27日(水)午後2時から、砺波市役所において「砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会」の第5回目が開かれました。
委員10名中9名の出席の下、これまでの懇談会・視察・委員アンケートを通しての意見を報告書にまとめられました。
「市民のために活きた保育所・幼稚園であってほしい」という思いを根幹に意見交換されてきた懇談会から出された主な意見は、次のようでした。
1.保育所・幼稚園・子育て支援センター等施設が充実し行き届いた子育て環境である
2.県内市町村では珍しい保育所と幼稚園を「選択」できる環境である
3.保育所及び幼稚園の機能が統合された施設が望ましい
4.保育施設規模、保育の内容、職員配置、学級の人数などには「適正な規模」がある
5.少子化傾向が進むと、財源や子どもの教育環境の確保などから統合もやむを得ない場合も起こりうるが、統合を考える前に、預けやすい保育所や幼稚園の実態作りが大切である

砺波市のように、公立の保育所・幼稚園が充実している自治体は少なく、懇談会の大石会長も「砺波市内の保育内容は充実しており、高いレベルにあることを実感した」との感想を述べられました。
行政改革の一端として、この懇談会を持たれたことに危惧を感じていましたが、今回の懇談会では、一定の方向性や指針を示すものではなく、新たな指針を求める時には、この懇談会の意見を踏まえて、市民協議を深め、市民理解のもと、児童の保育育成の具体策を得ることが重要であるとしており、懇談会の報告が見識の高いものとなったことを評価したいと思いました。
18:39:06 | ookusu | |
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